睡眠時間は暗記に活用することができます。
「レバレッジ・シンキング」(本田直之)
寝る前に勉強したいことを読んで、そのまま眠ります。
そして、朝起きてすぐに復習すると記憶が定着します。
自分が眠っていると思っているときでも脳は起きているのです。
記憶定着にはちょうどよいのです。
人間の体内時計は太陽光線によって修正されます。
「レバレッジ・シンキング」(本田直之)
そもそも人間は日が昇ると起きて働き、日が沈むと眠るという規則正しい生活をしてきました。
人間の体内時計は視交叉(しこうさ)上核という神経細胞群にあると考えられています。
朝は朝日の明るさが視交叉上核に伝わり、「起きろ」という命令が出され、夜は暗さが視交叉上核に伝わり、「寝ろ」という命令が出されます。
(わたしは寝る前に)あらかじめ窓のカーテンを開けておき、視交叉上核に太陽光線を浴びるようにしています。
脳が目覚める、目覚めないという前に、まず体を起こして、歯を磨いたり、カーテンをあけたり、顔を洗ったりして、体を動かすことによって、それに引きずられる形で脳が目覚めるのです。
「脳はなにかと言い訳する」(池谷裕二)
布団の中にいたらいつまでも脳は目覚めません。
これは体主導型の考え方です。



昼寝

わたしは平日のランチのあと、15分ほど昼寝をするのですが、たった15分だけでも非常にスッキリします。
「レバレッジ・シンキング」(本田直之)
脳科学的に言うと、昼寝が長いと逆に起きた後の作業効率が元に戻るのに時間がかかってしまうそうです。
昼食と夕食の間に、必ず仮眠をとるべきである。
ー ウィンストン・チャーチル(第61・63代イギリス首相)
(そうすれば)1日で2日分を生きることになるのだから。
2日は大げさだとしても、少なくとも1日半は確実だ。